新型スズキ・隼の燃費はどれくらい?新旧を比較してみた

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スズキ・隼は17年モデルを最後に、販売終了した形になっていました。

21年に生まれ変わったスズキ・隼は、新型が販売されたとたんに予約が殺到したのです。

あっという間に、年内の日本国内向け販売台数が、完売されてしまいました。

新型のと旧型の燃費は、何が違うのかを比較していきます。

旧型のほうが燃費は良い?!

スズキ・隼の燃費はメーカーが発表しているWMTCモードだと、新型と旧型は以下のような燃費となっています。

・新型:15.4km/L
・旧型:17.6km/L

スズキ・隼の燃費を新旧と比較してみると、旧型のほうが燃費が良い結果になっています。

高速道路で東京から箱根方面したとして、ワインディングを100km程走行すると新型は16.89km/Lで、旧型が18.12km/Lでした。

ただ、新型が旧型よりも燃費が悪い理由は、新型のほうが実用回転域でパワーとトルクがアップしているためでしょう。

2代目よりもガソリンタンク容量が1L減っている?!

スズキ・隼の燃料タンクは新型の隼で、20Lの設計になっています。
初代モデルの隼は21Lの燃料タンク容量だったのですが、新型は1L少なくしていますね。
無理に燃料タンクを大きくするよりも、扱いやすい燃料タンクボリュームとデザイン性を重視するとなれば、燃料タンクは1Lくらい少なくても良いと思われますね。

それでも後続できる距離は300kmを超えるので、日本の場合は別に不満なく使用はできるのではないでしょうか。

燃料がレッドゾーンに到達してからどれくらい走れる?

燃料がレッドゾーンまで我慢する人は、恐らくほとんどいないのではないでしょうか。

それでも、レッドゾーンに到達してから、どれくらい走行できるのか気になるところ。

結論としては、燃料の残量がレッドゾーンに入っても、一般道なら「約100km」走行でき高速道路なら「約130km」走行できるみたいですね。

燃費に関しては道路状況にもよりますし、運転のやり方によっても異なるので、これは単なる目安だとお考え下さい。

一般道で燃料がレッドゾーンギリギリまで到達していることに気が付いた場合は、「約100km」くらいの距離ならガソリンスタンドを見つけられるかもしれません。

高速道路においても、「約130km」走ればサービスエリアがある可能性も考えられます。
自分のバイクの燃費を知ることによって、燃料の残量と消費率を簡単に計算すれば、だいたい行ける範囲も理解できるようになるでしょう。

新型スズキ・隼の燃料はハイオクかレギュラーのどっち?

新型スズキ・隼を検討している人は、「燃料はレギュラーなのかハイオクなのか」疑問に感じている人もいるのではないでしょうか。
高出力を発揮しているスズキ・隼のエンジンに最適な燃料は、「ハイオク」でしょう。

理由は、以下の3つです。

・メーカーが推奨している
・隼のエンジンは高出力だから

ただ、ハイオクを入れたからと言って、パワーアップするわけではありません。

ハイオクガソリンを入れる理由は、高圧縮で馬力が出るエンジンの場合はレギュラーガソリンだと、異常燃焼が起きる可能性が高くなるのです。

なので、ハイオクガソリンを入れるということです。

ハイオクガソリンは、異常燃焼を置きにくくする、高圧縮比エンジン対応の燃料なので、隼にはハイオクを入れたほうが良いと言えます。

新型隼にもノックセンサーは付いていると思うので、レギュラーを入れても問題はないかもしれませんが、最適な点火時期にはならないので、カタログ数値のようなパワーは期待できないでしょう。

バイクの燃費をよくするためのテクニック4選

「最近バイクの燃費が悪い」と感じているなら、燃費をよくするための方法を行っていないからです。
燃料代も馬鹿にはできないので、どうにかして燃料費だけでも抑えたいと考えるでしょう。

運転の方法も燃費を向上させるために重要ですが、ここではバイクの燃費を向上させるための手入れについてお伝えしていきます。

タイヤを適正な空気圧にする

タイヤの空気が減ってくると、タイヤと路面の間に生まれる抵抗が増えていきます。
そうなると、燃費も徐々に悪くなっていくのです。

タイヤの空気が少ない状態で走行し続けていると、タイヤがすり減るスピードもかなり速くなってしまいます。

タイヤの空気圧が少ない場合のデメリットは色々とありますが、これらを防ぐためにはタイヤを適正の空気圧に保つことが大切なのです。

タイヤの空気圧については、チェーンカバーやスイングアームなどのシール部分に記載していることが多いです。

エンジンオイルを交換する

エンジンオイルはエンジンの性能を維持するために、重要な役目を持っています。
エンジンオイルが古い状態で使用し続けていると、バイクの燃費は落ちていくのです。

燃費を向上させるためにも、エンジンオイルをこまめにチェックして、汚れ具合を確認します。

必要に応じてオイル交換をするようにしたほうが、エンジンを最高の状態で維持させることができるのです。

バイクのエンジンオイルの交換時期は、「3,000kmごと」を目安にすると良いですね。

点火プラグの交換・チェック

長い間点火プラグを交換していないなら、チェックしてみると良いかもしれません。
ススが付いた点火プラグは、火花が弱くなりエンジンの本来のパワーを、発揮することができなくなるのです。

バイクの点火プラグの交換時期は、一般的に走行距離「3,000km~5,000km」くらいで、交換ということになっています。

まとめ

バイクというのは燃費が悪いと思われがちですが、現在のバイクは燃費が良いです。

スズキ・隼のカタログ燃費を見ても、従来の燃費よりもかなり良くなっていると言えます。

とはいえ、旧型のスズキ・隼より新型の隼のほうが、燃費が悪くなっていますが、これはエンジンパワーが高くなったからだと考えられます。

スズキ・隼のエンジン性能を維持したいという場合は、消耗品の点検は欠かさずにしておきましょう。

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