バイクでもヘッドライトをLEDに交換している人は、結構増えてきた感じがします。
しかし、ヘッドライトをLEDにしたいと思っている人も、「車検は問題ないのか?」と不安に思うかもしれません。
確かに、車検では光量が足らないからという理由で、車検に通らないケースもあります。
ヘッドライトをLEDに交換したら、車検に通るのかどうかについて話を進めていきましょう。
バイクのヘッドライトをLEDに変えると車検に通らない?
バイクのベッドライトをハロゲン風のLEDライトに変えたら超明るくて運転しやすい💡
対向車からも眩しくないくらいの明るさです! pic.twitter.com/y13iCx1x5W— yasu27 (@tubamedriver27) October 21, 2021
バイクの種類によっても、車検に通る場合と通らない場合があるようです。
バイクのヘッドライトの車検に通る条件は、以下の通りです。
・発行色:白色
バイクのヘッドライトは最高光度の合計300,000cdを、超えてはいけないという事が保安基準第198条3の三で定められています。
車検対応のLEDに交換したからと言っても、油断はできません。
たとえば、ヘッドライトを点灯させたときに青色や黄色っぽい感じだと、車検に通らなくなります。
さらに、光量が足りていなかったとしても、車検に通らないのです。
LEDだから明るいというのは、少し間違っているかもしれません。
場合によってはLEDでも、暗く感じることもあるのです。
LEDはまっすぐ光を発して、光は広がらないという特徴を持っています。
雨の日などは一定の範囲しかLEDヘッドライトは照らさないので、見にくいという場合もあるのです。
さらに、雨の日は雨粒や霧で視界を遮るので、暗いと感じる原因と言えます。
車検でバイクはヘッドライトの検査はロービームで行うのか?
BIKEのライトLEDを替えてみたよ、
ちょっと明るくなったかな? pic.twitter.com/D41juH1Dp0— べるか✩°。⋆⸜(*^_^*)⸝@🥨麦和🍓B9⋈ (@mantanongaku_) October 17, 2021
バイクを検査機械において、バイクにまたがり水平状態でエンジンを始動させ、ヘッドライトをロービームで点灯させるのです。
光軸や光量が基準に見たいしている場合は、車検に通るという感じになります。
しかし、ヘッド以来との検査は、光軸の検査が不合格になることが多いですね。
不合格になると光軸を調整して、再検査となります。
新しい基準が追加されていますが、それは以下の通りです。
・光度測定点における光度が3,200カンデラ以上あること
次は「カットオフライン」「エルボー点」について、お伝えをしていきます。
車検の検査で見る「カットオフライン」「エルボー点」とは?
そういやバイクのライトをLIMEYのLEDに変えたんだけど、めっちゃ明るくてびっくりした。カットオフラインもしっかり出てる https://t.co/Ad88JylzO2 pic.twitter.com/IHsDJphx75
— tanacala (@tanacala) June 1, 2019
ロービームの上方向の光をカットする境界線を言いますが、バルブの交換をしたときにカットラインが出ないと悩む場合もあるようです。
バイクのヘッドライトも4輪と同じく、ロービームにした場合は上方に光が飛ばないように設計されています。
上方に光が飛ばないようにしている理由は、対向車がまぶしく感じなくするためです。
ヘッドライトで照らしているエリアと、照らしていないエリアの境界線をカットオフラインです。
純正のヘッドライトの場合は、純正バルブにあっわせて設計されています。
ですが、社外品であるLEDに交換すると、バルブの光源位置がズレるのでカットオフラインが出なくなることもあるのです。
LEDヘッドライトに交換した後に、カットオフラインが出なくなるケースが多いみたいですね。
バイクでも車検に通るLEDを選ぶポイント
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なので、LEDバルブを選ぶ場合は、ルーメンの大きさや価格の安さに惑わされず、廃坑特性はどれくらいかという説明があるLEDバルブを選ぶほうが良いでしょう。
廃坑特性にこだわった設計のLEDバルブは、ハロゲンバルブの光源位置に合わせて、開発されていることが多いです。
ハロゲンバルブは360度に発行するのですが、LEDバルブは一方向しか発光しないのです。
LEDバルブはハロゲンバルブよりも不利な光源ですが、ハロゲンバルブと同じように発光する工夫がされているLEDバルブを選ぶほうが良いでしょう。
ただ、LEDバルブがハロゲンバルブと同じような位置に、発光部分があると光量はアップします。
なぜなら、ヘッドライトユニットは、マルチリフレクターと呼ばれる、角度を付けられた反射板がハロゲンランプの光を、効率よく集めることができるからです。
反射板の角度は計算し尽くされた方法で取り付けられているので、光の当たる部分が違ってしまうと廃坑特性が崩れてしまい、メーカーが計算した通りに光を照射できなくなります。
車検対応のLEDバルブでも車検に通らないケースもある?!
ハロゲンバルブを少し白っぽいバルブに交換した!!
ついでにウインカーもLEDに交換(^^)
ヘッドライトはLEDまでは白くならないけど、許せる範囲かなぁ…
ウインカーはスマートになりかっこ良くなったと思う(^^)
加工が少し大変だった…#gsxs1000f #gsx #suzuki #カスタム #バイク #バイクのある風景 pic.twitter.com/NKm44hAQrP— ヤマダイ (@MrHakata) October 17, 2021
LEDバルブを開発しているメーカーも、保安基準に適合させるためにテストを何度も行っているのです。
しかし、テストをしたバイクと製品の相性は、保安基準に満たせたとしても、違うバイクに取り付けた場合は車検対応にはならないという事もあります。
マルチリフレクターを使用したヘッドライトなどや、カットレンズの場合はメーカーによっても配光特性が違うのです。
なので、LEDバルブのパッケージに「車検対応品」と記載していても、車検に通らないというケースもあります。
まとめ
ただ、車検で不合格となったヘッドライトを、無調整で再検査をしたら合格となったというケースもあるのです。
なので、全てがLEDバルブのせいとは言い切れないので、何とも言えませんね。
ただ、信頼できるメーカーのLEDバルブなら、それなりに信用しても良いのではないでしょうか。