バイクにコーティングは不要?メリットとデメリットも紹介

バイクの洗車

車の場合はよく知られている「コーティング」ですが、もちろんですがバイクもコーティングができます。

コーティングをするとボディがとてもキレイになるので、人気があるのです。

コーティングにはいろいろな種類がありますが、ここでは一括りにして「コーティング」と表現していきます。

バイクにコーティングは不要?

結論から言えば、バイクを大切にしたいというなら、コーティングをしても良いでしょう。
バイクのボディは車ほど拭く部分が多くないので、自分でコーティングをしたほうが安上がりですし、愛着もわくというものです。

「バイクにコーティングは不要」という意見もありますが、キレイにしたいという気持ちが強いなら、必要だと筆者は答えるでしょう。

ただ、コーティングをしたからと言って、洗車をしなくて良いというわけではありません。

定期的に、洗車をして美しさを維持しないと、バイクはドンドン汚れていくのです。

「洗車をしないといけないなら、コーティングをする意味がない」という人もいるのですが、そういう考えは絶対におかしいです。

コーティングは汚れにくくするという効果もありますが、基本的にコーティング前なら拭き取りにくかったものが、コーティング後ではサッと拭きとれるという感じです。

なので、これまで洗車に時間をかけていたバイクでも、コーティング後ではあまり時間をかけなくても良い。

つまり、コーティングをする意味は、洗車を少しでも楽にするという意味合いが強いという事ですね。

コーティングをするメリット

コーティングをすると、色々なメリットがありますが、筆者が思いつく限りのメリットは以下の通りです。

・水垢も拭き取りやすくなる
・塗装の劣化速度が和らぐ
・光沢が出る

コーティングをすると洗車時間が、大幅に短縮できます。

勘違いをしている人がいるのですが、コーティングをすると洗車をしなくて良いわけではありません。
定期的に洗車をしないと、汚れはボディに付着します。

しかし、コーティングをする前はしつこいと感じた汚れも、コーティング後ではサッと拭きとれるくらい楽になります。

どうして、しつこい汚れがさっと拭き取れるようになるのかと言えば、コーティングをすると塗装の上に膜ができるからです。

さらに、コーティングをすると汚れの付着が軽減され、洗車をするときもゴシゴシ拭き取らずにすむので、塗装の劣化も和らぎます。

洗車をしなければボディに傷がつかずに済むという意見もありますが、洗車をしなければ塗装やプラスチック部分の劣化が進行しやすくなるのです。

塗装やプラスチック部分の劣化を遅らせるためにも、コーティングをする必要性もあるのだと感じます。

バイクでも新車の時はボディを含めてすべてがピカピカですが、2年から3年ほど使い続けていると光沢もなくなっていきます。

何もしていない場合は、ドンドン劣化が進行していくのです。

ですが、コーティングをすることによって、買った当時と変わらないくらい光沢がよみがえっていきます。

コーティングをするデメリット

残念ながら、コーティングをすることに対し、メリットばかりではないのです。

コーティングをするデメリットもあるので、デメリットも紹介していきましょう。

・コーティング料金が高い
・コーティングに時間がかかる
・定期的な洗車は必要

バイクのコーティングでも5万円以上もする場合が多く、場合によっては10万円を超えるケースもあるみたいですね。

コーティングに5万円も払えないという場合は、大人しく自分でコーティングをすると良いでしょう。

コーティングはプロに依頼すると、結構時間がかかることが多いです。

筆者の場合は、朝10時に持って行って、13時に取りに行ったという経験もあります。

代車が無い場合は、待ち時間が長いので暇を持て余すかもしれません。

コーティングをした後は、定期的に洗車をしないと汚れてきます。

コーティングをしても絶対に汚れないわけではないので、汚れてきたと思ったら洗車をしないといけません。

バイクにコーティングをして効果はある?

バイクにコーティングをすると、これまでしつこかった汚れもサッと、拭き取ることができるので効果はあると言えます。
逆に、効果が実感できないという人の多くは、「撥水」のほうかもしれません。

コーティングの種類によっては、雨をはじく効果は、ほとんどない可能性もあります。

しかし、コーティングの本当の効果というのは、撥水のほうではありません。

真の効果は塗装面に膜を形成し、しつこかった汚れもサッと拭きとれるということなのです。

バイクのコーティングの料金

バイクのコーティングをやろうと考える場合は、料金もかなり気になるところでしょう。

バイクのコーティング料金を、筆者が調べた結果は以下の通りです。

山本自動車株式会社の場合

  • 125cc以上~399cc以下クラス
コース ネイキッド/クルーザー フルカウル オフロード
フルコース ¥67,100~【¥72,600~】 ¥72,600~【¥78,100~】 ¥64,900~【¥70,400~】
スタンダードコース ¥56,100~【¥61,600~】 ¥61,600~【¥67,100~】 ¥53,900~【¥59,400~】
外装コース ¥52,800~【¥58,300~】 ¥58,300~【¥63,800~】 ¥50,600~【¥56,100~】
ホイールコース ¥24,200~【¥35,200~】 ¥24,200~【¥35,200~】 ¥26,400~【¥35,200~】
  • 400cc以上~749cc以下クラス
コース ネイキッド/クルーザー フルカウル オフロード
フルコース ¥71,500~【¥77,000~】 ¥77,000~【¥82,500~】 ¥69,300~【¥74,800~】
スタンダードコース ¥60,500~【¥66,000~】 ¥66,000~【¥71,500~】 ¥58,300~【¥63,800~】
外装コース ¥53,900~【¥59,400~】 ¥59,400~【¥64,900~】 ¥51,700~【¥59,400~】
ホイールコース ¥24,200~【¥35,200~】 ¥24,200~【¥35,200~】 ¥26,400~【¥35,200~】
  • 750cc以上~999cc以下クラス
コース ネイキッド/クルーザー フルカウル オフロード
フルコース ¥73,700~【¥79,200~】 ¥79,200~【¥84,700~】 ¥71,500~【¥77,000~】
スタンダードコース ¥62,700~【¥68,200~】 ¥68,200~【¥73,700~】 ¥60,500~【¥66,000~】
外装コース ¥57,200~【¥62,700~】 ¥62,700~【¥68,200~】 ¥55,000~【¥60,500~】
ホイールコース ¥24,200~【¥35,200~】 ¥24,200~【¥35,200~】 ¥26,400~【¥35,200~】

バイクコーティングのIICの場合

  • CeramicPro9Hコーティング料金表
排気量 ネイキッドロード・アメリカン フルカウルロード
新車 既販車 新車 既販車
400cc未満 4層コート ¥87,400 ¥104,900 ¥96,200 ¥115,400
10層コート ¥131,200 ¥157,400 ¥144,300 ¥173,200
400cc~
750cc未満
4層コート ¥97,200 ¥116,000 ¥106,900 ¥128,300
10層コート ¥145,800 ¥174,900 ¥160,300 ¥192,400
750cc~
1000cc未満
4層コート ¥108,000 ¥129,600 ¥118,800 ¥142,500
10層コート ¥162,000 ¥194,400 ¥178,200 ¥213,800
1000cc~
1200cc未満
4層コート ¥118,800 ¥142,500 ¥130,600 ¥156,800
10層コート ¥178,200 ¥213,800 ¥196,000 ¥235,200
1200cc以上 4層コート ¥130,600 ¥156,800 ¥143,700 ¥172,400
10層コート ¥196,000 ¥235,200 ¥215,600 ¥258,700

新車価格

※新車登録から3カ月以内で1000キロ未満の走行車両に限ります。
※雨天未走行に限ります。

  • CR-1コーティング料金表
排気量/
カテゴリー
ネイキッドロード・
アメリカン
フルカウルロード
新車 既販車 新車 既販車
400cc未満 ¥69,900 ¥83,900 ¥76,900 ¥92,300
400cc~750cc未満 ¥77,700 ¥93,300 ¥85,500 ¥102,600
750cc~1000cc未満 ¥86,400 ¥103,600 ¥95,000 ¥114,000
1000cc~1200cc未満 ¥95,000 ¥114,000 ¥104,500 ¥125,400
1200cc以上 ¥104,500 ¥125,400 ¥114,900 ¥137,900

新車価格

※新車登録から3カ月以内で1000キロ未満の走行車両に限ります。
※雨天未走行に限ります。

  • シャインコート料金表
排気量/
カテゴリー
ネイキッドロード・
アメリカン
フルカウルロード
新車 既販車 新車 既販車
400cc未満 ¥45,400 ¥54,500 ¥49,900 ¥59,900
400cc~750cc未満 ¥50,500 ¥60,600 ¥55,500 ¥66,600
750cc~1000cc未満 ¥56,100 ¥67,300 ¥61,700 ¥74,000
1000cc~1200cc未満 ¥61,700 ¥74,100 ¥67,800 ¥81,400
1200cc以上 ¥67,900 ¥81,500 ¥74,600 ¥89,500

新車価格

※新車登録から3カ月以内で1000キロ未満の走行車両に限ります。
※雨天未走行に限ります。

まとめ

バイクをピカピカな状態を維持するためには、コーティングをする必要があります。
愛車を強い被膜により塗装面を熱や傷、そして汚れから守ってくれる強い味方です。

値段的に見ても、かなり高い金額ですが、その効果は確かなものと言えるでしょう。

これまで、水垢がしつこすぎてなかなか取れなかったとしても、コーティングをした後からはサッとひと拭きで取れることは間違いありません。

新車購入時はもちろんですが、中古でもコーティングをして劣化の進行を抑えましょう。

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